
日本人における“まぶた”の特徴としては、目頭の部分に蒙古ひだ(もうこひだ)と呼ばれる皮下組織が張っている場合が多いといわれています。これは日本人の約70%に先天的にみられる現象です。この蒙古ひだが原因で『目が腫れてみえる』『平行型の二重になりにくい』などの悩みが生じるのです。
これには、目頭切開術が非常に有効ですが、その術式にはさまざまな方法があります。では、その方法を見ていきましょう。
リッツ美容外科では、小さなジグザグ(Z型)の目立ちにくい切開によるミニZ法という方法を行っています。形成外科的技術としては一般的なZ手法を目頭の蒙古ひだに応用したものです。
目頭切開法 リッツ式 ミニZ法
この術式は皮膚を切除する方法ではありません。むしろ、それとは全く異なる発想から開発されたものです。大きな違いとしては、W型切開、三日月型切開は皮膚を切除しますが、ミニZ法は蒙古ひだの皮膚を切除せず、立体的にずらして入れ替える方法です。
切開線が最短ですみ、張力が小さいため、早期より傷が目立たないのがポイントです。腫れも少なく、術後5~7日目頃には抜糸を終え、あとはメイクで充分カバーできるようになります。
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| モウコヒダがきつい目 | デザインは目頭で小さなZ型とします | 局所麻酔注入後、デザインに沿って切開します |
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| 2つの三角形の皮弁をおこします | 2つの皮弁を入れ替えます | 細かく丁寧に縫合します |
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| もう一方の皮弁で欠損部を覆います | 余剰皮膚は一部をトリミングします | |
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| 形状を突壁に合わせます | 8‐0ナイロン糸で細かく丁寧に縫合します | |
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| 縫合終了 (デザインのZと逆の縫合線となります) |
開瞼するとモウコヒダはなくなり 二重のライン内側が広がります |
デザインは蒙古ひだのふちに沿って中心辺をチェックします。指で真ん中方向に皮膚を引っ張り、内眼角(目頭)を露出させ、内眼角と中心辺に約60°の三角弁をデザインします。
次に、Zが大きく鈍角であればそれだけ効果はより大きく、Zが小さく鋭角であれば効果もより小さくなります。裏の三角弁(三角形の皮弁)を内眼角近くまではがしていくと、内眼角靭帯に密着しています。内眼角形成術は、皮膚だけではなく。筋層と靭帯は適度に処理しなければ効果が得られません。そして、このミニZ法は、他の目頭切開法である内田法とは違い、余った皮膚を全く切除しないため、あとで、もしもお好みに合わなかった場合には、ある程度なら元に戻すことも可能です。
この術式は、従来からあった皮膚を切除する『W型切開』や『三日月型切開』とは全く違う発想から開発されたものです。蒙古ひだの皮膚を切除することなく、立体的にずらし、入れ替える方法になります。このミニZ法は、切開線が短くて済み、同時に張力が小さい為、早期より傷跡が目立たないのが特徴で、自然な仕上がりとなります。